八事看護専門学校は、准看護師資格のある人が働きながら看護師を目指して学ぶ看護学校。

挨拶

理事長 水谷 浩明

医療法人資生会八事病院は、昭和34年6月に現在の名古屋市の八事の地に設立され50有余年に及ぶ歴史と伝統を持つ病院であります。
 当院は精神科を主たる診療科とし、併せて内科、リハビリテーション科等も標榜し、地域の方々から必要とされる医療機関を目指し日々医療・福祉を提供しております。
 八事看護専門学校は昭和56年に将来の看護職員の人材育成を目的に「働きながら学ぶ」をモットーとして開校しました。
 働きながら看護の職を目指す人達にとっては限られた時間の中で勉強することはとても大変なことだと思います。しかし、働きながら勉強することで知識だけでなく、実践での経験を通じ学ぶことで、病める人に寄り添える人材を育成するということは超高齢化社会を迎えつつある現代においては特に重要なことだと考えております。
 また最近は「メンタルヘルス」や「認知症」の問題も大きく取り上げられ、精神科医療の大切さも認識されるようになってまいりました。また、それだけではなく医療・福祉において心に寄り添うという大切さも大きく認識されるようになって来ています。
 一方、そのような社会情勢の中で、精神科を中心とした当資生会としての教育のあり方も問われていると思っております。准看護師の養成機関が減少し、看護師も大学化が進み新たな問題もあるように見受けられます。そのような中、当校のような定員27名という少人数制のクラス編成をもって、知識と、心に寄り添う教育を実践していくということは大きな意味を持っているものと思っております。
 今後、2060年に向けて少子高齢化が更に進み、医療・福祉のあり方は劇的に変わって行くものと思われます。
 そのように医療・福祉が激変していく中においても、現場に寄り添う形での教育を継続しつつ、更に発展させながら期待に沿えるような人材育成に精進してまいりたいと思っております。

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学校長 内海 眞

 八事看護専門学校は、准看護師を看護師に育成する2年課程昼間定時制(修業年限3年)の学校です。
 “働きながら学ぶ”をモットーに、准看護師として働きながら経済的に独立して看護師の資格を取得します。
 定員は27名と小規模ですが、温かな家庭的雰囲気に包まれています。施設は清潔感が漂い、緑も多く、閑静な環境下にあります。教員はみな元気で明るく、学生たちの育成に生きがいを感じて取り組んでいます。学外講師はそれぞれの専門分野の方々においでいただき、質の高い講義が提供されております。本学の母体である八事病院には本学の卒業生が多く勤務しており、後輩思いの温かく細やかな指導がなされております。また、実習病院との間にも良好な関係が構築されており、働きながら看護を学ぶには最適の環境が用意されていると自負いたしております。直近4年間の国家試験合格率がいずれも100%である事実が、本学の教育環境の素晴らしさを証明しているのではないかと思います。
 よい看護師になるためには看護の知識と技能の修得が必須ですが、さらに「患者さんに仕える精神」を養うこともまた必要と考えます。「仕える精神」の土壌に知識と技能が植えられて初めて美しい看護の花が咲くはずです。本学ではこの点の教育にも力を注ぎます。
 病苦に悩む同胞に、より質の高い看護を提供しようと志す准看護師の皆さん、是非、八事看護専門学校の扉を叩いてみてください。スタッフ一同、皆さんをお待ちいたしております。
 なお、諸般の事情により、本校は令和6年度の入学募集を最後とし、令和9年3月末日を持ちまして閉校する予定です。詳細は学校紹介の欄の学校概要をご覧ください。

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八事看護専門学校
〒468-0072 名古屋市天白区大坪2丁目301番地
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